奥秩父主脈縦走 五日目 七ツ石山 石尾根縦走 その2
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鷹ノ巣山避難小屋前のベンチで珈琲をいれて長めの休憩、これからまだまだ長い行程が待っています。
居心地が良くて長居してしまいそうですが、天気が不安なので20分ほど休憩してゴール奥多摩駅を再び目指します。
鷹ノ巣山避難小屋 出発 10時50分
天気は今のところ快晴で大変暑くなってきましたが、いつまで崩れずに持つか心配です。奥多摩駅に一刻も早く到着するために、鷹ノ巣山 (1,736m)の山頂を避けて再び巻き道を進むことにします。
避難小屋から約35分の水根山(1,620m)直下の巻き道で、榧ノ木尾根(榧ノ木/倉戸山方面)との分岐を通過します。
12時15分 平将門由来の名を持つ将門馬場(1,455m)直下も通過。ここで石尾根縦走路の尾根道と巻き道が合流点する場所です。
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六ツ石山 山頂(1,478m) 12:40到着
12時35分 六ツ石山 山頂との分岐に到着します。
六ツ石山 山頂は分岐点から僅か5分ほど登ったところで12時40分に到着。ここでもインスタント珈琲で20分ほど休憩します。
七ツ石小屋のテント場で一緒だった父娘も後から到着。七ツ石から稜線を歩いてきたとのことで、小学1年生ぐらいの女の子はもう半分ほど眠りながら歩いています。
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三ノ木戸山 道間違い
13時00分に六ツ石山を出発。父娘とお別れして三ノ木戸山(1,177m)を目指します。
六ツ石山の隣、狩倉山(1,452m)の下りは水根山からの下りと並んでの急勾配でつづら折れに下りていきます。
この辺りは日当たりが良く、正午過ぎの日差しで気温もかなり上昇しています。飲み水の残量が気がかり。
今日の行程は全体に下り基調で、お茶1リットルと七ツ石山の湧水およそ400ccと少な目で出発しました。それも今は残り500ccと予備の350ccほどに。
三ノ木戸山の山頂は登山道から分岐してやや外れた場所です。石尾根を登っている時には、一旦その山頂直下を巻いて西に行き過ぎてから三ノ木戸山分岐点で引き返すようなルートです。
三ノ木戸山までの登山道はボブスレーコースと冗談で言われるような、擂鉢状に山の斜面を抉った道で、粘性があって滑りやすくグリップしない土質。
登りで山頂直下を通過してから再び引き返そうとはなかなか思いません。今日は下りなのを利用して山頂を確かめようというわけです。
13時25分 三ノ木戸林道との分岐に到着。ここで大きなミスをしてしまいました。
三ノ木戸山を目指す場合には「衣笠」方面が正解。しかし「三ノ木戸」の文字に誘引されて「三ノ木戸林道」へ進んでしまいました。
稜線を歩くはずが道は斜面を巻きながら急な勾配でジグザグと下降をはじめます。
これは違うぞ。目指すゴールの奥多摩駅には向かうものの林道に向かっているということにすぐ気づきますが、この暑さの中で登り返す体力は無くそのまま下山を続けます。
この道はかなりの急勾配で登るのには心が折れてしまいそう。
途中でモノレールと併走して休憩も取りながら1時間ほどで林道終点に到着したのが14時25分。予備の350ccを残り約1時間ほどの行程のために確保しながら、それ以外の飲料水を飲み干します。
奥多摩駅 15時40分
時折、予備の水で水分を確保しながら林道歩きをして15時15分に羽黒三田神社到着。
そして数少ないコンビニエンスストアであるタイムズマート氷川店に立ち寄り、お弁当と飲料を購入して奥多摩駅帰着が15時40分でした。天気は最後までもってくれました。
今回は例のない好天に恵まれて無事4泊5日の縦走を完了することができました。
しかしずっと1人だったらと思うと完了できたか不安です。特に4日目はこの期間一番の行動時間となり、常連TさんやIさん&Yさんが一緒だったことや、七ツ石小屋を目標にしたことなどに助けられた縦走でした。
今後は瑞垣山から甲武信までをつなげたいと思い、2017年 5月の奥秩父主脈縦走の山行記録を終了します。
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はじめにこれの背負い心地の良さに感銘を受けてTRION Light 55を追加したザックです。
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