奥秩父主脈縦走 三日目 唐松尾山 将監峠 その3
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笠取小屋を出発して水干で多摩川の源頭に触れて、黒槐山、唐松尾山、山の神土を経て到着した気持ちの良い風が吹く将監峠、この斜面を降りきったところに将監小屋があります。
将監小屋 到着 10時55分
斜面を5分ほど下りて林道とぶつかる場所にある将監小屋。
そこに雛壇状に設けられたテント場は中央を通る登山道によって上壇側と下壇側に分断された形をしています。
常連Tさんが峠まで迎えに出てきてくれて小屋への斜面の途中で無事に合流。Tさんは、昨夜のうちに一の瀬高原キャンプ場に辿り着いて宿泊。そして将監小屋に数時間前に到着したとのことでテントの設営も完了してます。
まだ11時なのに、既に5張ほど設営されているテント場で設営場所を確保。聞けば、他の常連Iさんも雁坂を今朝出発して将監小屋に向かっているとのこと。よくお世話になる小屋の仲間が集まって賑やかになりそうで楽しみです。
将監小屋は奥の青い建物で、向かい側は自炊者用の食堂です。水が豊富でワサビ田もあり。明日飲むお茶を煎れて水場下の小川に浸けて置いて冷やしておきます。
トイレが非常に綺麗で人感センサー式の照明があることに驚きました。携帯の電波は小屋前の道を進んだ林道入口で入るとのことでしたが、この日は電波状態が悪くNG。
お昼過ぎに、Iさんも友人Yさんを連れて到着。さすがの健脚ぶりです。Iさんはまだ空いているうちにテントの設営場所を確保すると、通り過ぎてしまった西御殿岩に戻るとのこと。なんでも「笠取巻いても西御殿は巻くな」との言い伝えがあるとか・・・
Iさんと山行を共にすると死ぬ思いをするという噂もチラホラと。
慌しくテントを設営すると、将監峠への登りを何度も駆け上がる若者を追いかけるように出発していきました。
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将監小屋のテント場の様子
14時になると続々と登山者が集まりはじめ、テント場はあっという間に定員状態。その後も17時過ぎまで利用者が増え続け、収容しきれないテントが小屋の先にある林道にまで溢れる状態となりました。推測ですが60張以上あったかもしれません。
設営がスピーディーで、小さいながらも縦走の装備も収納できるX-AdventureトレックライトドームX-1が今回も大変活躍してくれています。
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その後は西御殿岩から戻ったIさんYさんも交えて4人で夕食。この日からは夕食に白米を炊きカレーライスに。
明日はこの縦走区間で一番の長丁場となる将監小屋~七ツ石小屋という行程。
午前03時に目覚ましをセットして早めに就寝します。
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奥秩父主脈縦走 三日目 唐松尾山 将監峠 行程図
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