奥秩父主脈縦走 一日目 雁坂峠 その2

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雁坂峠へのつづら折れの登山道はとても狭く、なかなか腰を下ろして休むような場所はありません。しかし180分以上登ってきた身に、この勾配は厳しく、思わず立ったままで休んでしまいます。

雁坂峠はもうすぐのはずなのに、登山道は東に巻き気味に伸びていて、標高を稼ぐことができません。谷側に広がる景色を時々見て、何とかモティベーションを保ちながら登ると・・・

唐突に雁坂峠のベンチと標識が目に入ります。

着いた!雁坂峠!長かった!
 

雁坂峠 2,082m 15時10分

 

[あそこが雁坂峠のはずなのに届かない]

[谷側の景観]

[奥に雁坂嶺 三富からの登山道は左のベンチの間に]

雁坂峠 15時10分到着

自分の想定どおりですが、道の駅みとみを10時過ぎに出発して、ここまで5時間以上かかってしまった。山と高原地図では約3時間40分なので、コースタイムの1.35倍。

鈍足に加えて縦走装備なのを差し引いて考えても時間がかかりすぎですね。ただし、昨年の甲武信ヶ岳でも似た傾向だったので、そのぐらいかかるとは予測してました。奥秩父主脈に至る登りルートの参考タイムは、健脚者寄りのコースタイムなのかも?

日本三大峠は他に、北アルプス 針ノ木峠、南アルプス 三伏峠

そして、1998年に雁坂トンネルが開通するまでは、この登山道が国道140号線だったとのこと。

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雁坂小屋 到着 15時40分

 
雁坂小屋到着。GW中ですがカレンダーの上では平日なので、宿泊客は少な目のようです。しかし、テント場はすでに大半が埋まっているとのこと。縦走している人はいるようですね。

小屋から少し離れた場所がまだ空いていると、サイト図を見せてもらいながら設営場所の説明を受けます。雁坂小屋のテント場はあちこちに点在しているため、総面積に対して設営可能数は少ないほう。

まだ、管理棟前まで水が来ていないとのこと。少し下りた水場で、チョロチョロと少ない水量を時間をかけて補給。

[雁坂小屋 宿泊棟]

[雁坂小屋 管理棟]

[テント場の案内図]

[旧国道140号線が通過することで有名なトイレ]

奥秩父主脈縦走一日目は、ここ雁坂小屋まで・・・

汲んできた水で、翌日分のお茶を煎れて明日に備えます。

そして、とんこつ棒ラーメンを茹でている間、フリーズドライのミネストローネで野菜を補給。

食事が済んだらシュラフに潜りこんで、明日の行程や地図を確認して就寝です。

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奥秩父主脈縦走 一日目 三富から雁坂小屋 行程図

 

奥秩父主脈縦走 二日目 雁峠 笠取山 その1 はこちらから

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