今回は長年使っている格安SIM BIGLOBEモバイルについてご紹介します。

大手モバイル通信事業者の設備を使用しながら格安料金で安定感が抜群なBIGLOBEモバイル。
そんなBIGLOBEモバイルをBIGLOBE LTEと呼ばれていた頃から使い続けていて、6年以上になると思います。

YoutubeやApple Musicをはじめ主要な動画や音楽コンテンツをデータ消費なしで見放題となる｢エンタメフリーオプション｣、家族や複数端末でデータ量を分け合える｢シェアSIM｣などBIGLOBEモバイルの魅力をご紹介します。

 

BIGLOBEモバイルとは

 

BIGLOBEモバイルは、NTTドコモやKDDI(au)といった大手モバイル通信事業者の通信回線設備を借りて、通信サービスを提供する仮想通信事業者(MVNO)です。
もともとはPC通信｢PC-VAN｣を源流とするNECグループの総合インターネットサービスの総称が｢BIGLOBE｣でしたが、現在はNECから独立してKDDI傘下に属しています。

2つのSIMタイプ

BIGLOBEモバイルは、通信事業者別に2つのSIMタイプを用意。
タイプDがドコモ回線、タイプAがau回線です。

登山やアウトドアで使うなら、利用可能エリアが少しでも広く、通信品質の高いいタイプDを選ぶのが良いでしょう。山や山の近くでは、ドコモは通信出来てもauはNG。という場面に遭遇した経験があるはずです。
 

音声SIMとデータSIM

SIMには、音声SIMとデータSIMがあります。

MNP対応

MNPを使って、他社の回線サービスで使っていた電話番号のままでBIBLOBEモバイルに転入することもできます。音声SIMなら、他社への転出も可能です。
 

BIGLOBEモバイル取扱いショップ

BIGLOBEモバイルはインターネット申込みを基本としていてキャリアショップはありません。
他の通信事業者との併売で、家電量販店・専門店の一部で取り扱いがあり、即日開通が出来る店舗もあります。公式サイトには、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、修理工房、KDDI直営店、TOP1、ケーズデンキ、WonderGOOなどの案内があります。

しかし、店舗では音声通話SIMの申込みのみとなり、アシストパック(スマホ端末)、データSIM、シェアSIMが申込めないなど受付範囲に制約がありました。
私も当初は店舗に行きましたが、契約せずに帰宅してBIGLOBEモバイル公式サイトで申込みしました。
 

BIGLOBEモバイルのメリット1.　動画・音楽楽しみ放題 エンタメフリー・オプション

 

エンタメフリー・オプションとは、定額料金でデータ通信量の制限なく、YouTubeなどの動画や音楽が楽しみ放題のオプションサービスです。
YouTube･U-NEXT･AbemaTVといった動画や、Apple Music･Google Play Music･Amazon Musicといった音楽に加えて、SNSや電子書籍もデータ消費を気にせず楽しめます。

これだけのサービスが480円/月(税別)のオプションで楽しみ放題になります。
データSIMの場合は980円/月(税別)

エンタメフリー･オプション 初回申込特典について詳しく知りたい方はリンクから｢おすすめ特典｣をご覧ください。 [PR]

BIGLOBEモバイルのメリット2.　複数端末でデータ容量を分け合える シェアSIM

 

データシェアとは、複数の端末でデータ容量をシェア(共有)できるサービスです。
家族のスマホやタブレットを個別に契約すると、データ容量が余ったり足りなかったりとバラつきがでますが、主SIMのデータ容量を複数のシェアSIMで分け合い、無駄なく効率よく使えます。

シェアSIMの活用例

 

 

我が家でも｢家族でシェアする｣と同じパターンで12GBを利用しています。
12GBはかなり余裕があるので、音声通話SIMをセットしたスマホ2台の他に、テザリングでタブレット1台とWindowsPC1台で回線をシェアしています。
後述しますが、BIGLOBEモバイルは回線速度が速くWindowsPCで使用しても快適に利用できます。

 

 

シェアSIM料金

 

シェアSIM月額料金(税別)

シェアSIMカード (音声)	シェアSIMカード (SMS)	シェアSIMカード (データ)
900円	320円	200円

 

シェアSIM初期費用(税別)

シェアSIMカード追加手数料	シェアSIMカード準備料
3,000円	394円

 

このように音声通話SIMで900円/月、データSIMなら200円/月でデータ量をシェアできるSIMが追加可能になります。別途初期費用あり

シェアSIM を詳しく知りたい方はリンクから｢データ容量が分け合える｣をご覧ください。 [PR]

BIGLOBEモバイルのメリット3.　全国85,000スポットで快適 BIGLOBE Wi-Fi

 

BIGLOBE Wi-Fiとは、ワイヤ・アンド・ワイヤレスの提供するWi2 300 全国約85,000スポットのアクセスポイントを利用できるインターネットサービスで、カフェやファーストフード店、鉄道主要駅、空港、商業施設などで利用可能です。

私が使いはじめたばかりの頃にはスポットが非常に少なかったものですが、今や主要な鉄道や喫茶店チェーン、ファミリーレストランなどでWi-Fiの利用が可能になりました。

特に東京メトロでは2020年夏までに全路線･全車両へのWi-Fiサービス導入を進めています。
 

Wi-Fiスポットを検知して自動接続する専用アプリ

i-Phone･Android用の専用アプリ”オートコネクト”が、Wi-Fiスポットで自動的に接続を切替えします。
 

対象プランの利用者はBIGLOBE Wi-Fiが無料

6ギガプラン以上の契約者なら、1ライセンス250円(税別)/月の月額料金を無料で利用できます。
 

全国約85,000スポットのアクセスポイントが利用可能

利用頻度の高いスポットの多くが対応、今も順次拡大しています。代表的なスポットだけご紹介します。

 

BIGLOBEモバイルのメリット4.　どこでもサクサクと快適 安心・信頼の通信品質

 

高速通信

タイプD･A共に4Gと呼ばれる第4世代の通信エリアに対応して、とても高速で通信することができます。
実際に私が使用する回線(タイプD)で回線速度テストの結果を公開していきます。

このぐらいの通信速度があるとテザリングでWindowsPCを接続しても快適に利用できます。

広い通信可能エリア

NTTドコモ回線を使用するタイプDの場合には、4GのXiエリアだけでなく3GのFOMAエリアも利用可能なため、広い通信可能エリアを持ちます。
このサイトにある奥秩父主脈縦走の際も、多摩川源頭付近の笠取小屋薪置き場付近でのデータ通信や、雲取山北側の三条ダルミでは七ツ石山の山小屋と音声通話が出来たなどの事例があり、アウトドアでも十分に活躍してくれています。
 

BIGLOBEモバイルのメリット5.　 その他いろいろ

 

余ったデータ容量を翌月に繰り越しできる

BIGLOBEモバイルでは、使い切れず余ったデータ通信容量を翌月に繰越せます。
利用プランの月間通信量と同じ容量までを最大値として繰越すことができます。
12GBプランならば最大12GBまでが繰り越し可能なので、最大24GB/月まで利用することができます。私もヘビーに使っている方ですが、毎月繰越しが発生して月初24GBからスタートすることが多いです。

高品質な電話サポート

メール･電話での問合せに対応。メールは365日24時間受付･電話は365日9:00～18:00受付
私は何度か電話サポートのお世話になっていますが、大変に丁寧な対応で毎回助けて頂いています。
BIGLOBEモバイルのサポート品質は非常に高く、ある事で大変に尽力して頂いて以来、｢絶対解約しない｣と誓って使っています。
後述する顧客満足度調査の評価項目サポートサービスで、BIGLOBEモバイルが他のMVNOを抑えて1位を獲得していることからも、私の評価も的外れではないと感じています。

Gポイントが貯まる

Gポイントは、KDDIグループのジー・プランが運営するポイントサービスで、毎月のBIGLOBEモバイル利用料金からGポイントが付与されます。1ポイント約1円相当でamazonギフトやnanacoポイント、waonポイントなどに交換できます。

アシストパック(端末セット販売)では、キャンペーン施策としてGポイントを大盤振る舞いしていることもあり、大きなポイントを稼ぐことができます。
また、SIMのみ契約では普段忘れがちですが、気づくと数100ポイント貯まっていることがあります。
 

MNPでのBIGLOBE転入を実体験

 

実際に、家族がNTTドコモからBIGLOBEへのMNP転入手続きをしましたが、次のような手順で大変に簡単でした。
前述の通り、はじめは相談をしながら手続きをしようと思い店舗に行きましたが、受付範囲に制約があったので、BIGLOBEモバイル公式サイトで申込みしました。

(1) MNP予約番号を受け取る

現在使用している携帯電話会社で｢MNP予約番号｣を発行します。
私の場合はドコモショップでの解約手続き時にMNP番号を発行してもらいました。
ドコモ以外もau・ソフトバンクモバイル・ワイモバイルがMNP転出に対応しているようです。

(2) BIGLOBEモバイルの申込み

BIGLOBEモバイルで申込みします。
インターネットでの申込みですが非常に簡単でした。
私の場合は、電話で案内や説明のサポートを受けながら、不安無く短時間で手続きが済みました。
この時にMNP予約番号と本人確認書類を手元に用意しておくとスムーズです。
注意するべきは、MNP予約番号の有効期限が12日以上残っていることが条件になっていることです。
十分な有効期限が残っていないとSIMが届く前に期限が切れてしまいます。

(3) SIMカード到着・開通

申込みが完了すると、通常は2日から1週間程度でSIMカードが届きます。
私はアシストパックという端末同時申込みだったので3日目に到着しました。
到着したらBIGLOBEモバイルのユーザーページでMNP開通手続きの申込みをします。
しかし、申込みがなくても到着後数日でBIGLOBEが手続きを行います。
 

BIGLOBEモバイルの料金プラン

 

BIGLOBEモバイル 料金プラン

 

BIGLOBE月額プラン(税別)

プラン	音声通話SIM	SMS機能つき   データSIM	データSIM
1ギガ音声START	1,400円	設定なし	設定なし
3ギガ	1,600円	1,020円	900円
6ギガ	2,150円	1,570円	1,450円
12ギガ	3,400円	2,820円	2,700円
20ギガ	5,200円	4,620円	4,500円
30ギガ	7,450円	6,870円	6,750円

 

国内通話料	海外通話料
20円/30秒	国・地域により異なります

 

BIGLOBE初期費用(税別)

	初期費用
プラン申込手数料	3,000円
SIM設定カード準備料	394円

 

BIGLOBE契約解除料 音声通話SIMのみ(税別)

	契約解除料
2019.10月以降にサービス開始またはSIMカードタイプを変更をした場合	1,000円
2019.9月30日以前にサービス開始した場合	8,000円

 

BIGLOBEモバイル 実際の利用明細で料金検証

実際に音声SIM x2回線使用で12GBのデータ量をシェアしている私の料金明細をチェックしてみたいと思います。
 

音声SIM x2回線で6,895円/月(税別)という料金ですが以下のサービスが含まれます。

端末料金と保証を除くと、1回線あたり2,500円/月 以下でデータシェア容量最大12GBの音声通話回線が利用できています。

音声通話SIM 新規申込での無料期間･割引について詳しく知りたい方はリンクから｢おすすめ特典｣をご覧ください。 [PR]

BIGLOBEモバイルのデメリット

 

ここまでBIGLOBEモバイルのメリットをご紹介してきましたがデメリットや注意点も知っていて頂きたいと思います。

エンタメフリーの注意点

エンタメフリーはスマートフォンを対象にしており、タブレット等の大画面での視聴、ブラウザによる視聴、高品質な動画・音声の再生には適していません。
YouTubeの場合には視聴可能な画質は360p以下というように通信帯域が制限されます。またコンテンツのアップロードのようにエンタメフリーの対象外となる使い方があることもご注意下さい。

BIGLOBEでんわの注意点

専用アプリ｢BIGLOBEでんわ｣を使って電話代を安価にするサービスですが、通話品質がどの程度なのか？気になります。
以前は使用していましたが通話品質が悪くて、LINE等によるコミュニケーションが普及した現在は全く使用していません。
 

まとめ

 
ここまで、ご紹介してきたようにBIGLOBEモバイルは大変に魅力的なMVNOサービスです。2019年 オリコン顧客満足度ランキング｢格安スマホ｣で総合1位を獲得しています。
 

｢加入手続き｣ ｢初期設定のしやすさ｣ ｢保証サービス｣ ｢サポートサービス｣で他のMVNOを抑えて1位を獲得しています。
その他の評価項目である｢コストパフォーマンス｣ ｢繋がりやすさ｣ ｢プランの充実度｣ ｢付帯サービス｣ ｢端末ラインナップ｣でも必ず上位3位内に食い込む健闘を果たし、総合2位のOCNモバイルONE、3位の楽天モバイルを抑えて総合1位を獲得しています。
 

BIGLOBEモバイルのメリット

BIGLOBEモバイルのデメリット

BIGLOBEモバイル キャンペーン情報

 

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