格安 中華 アウトドアウォッチ EZON H001H11 レビュー
安っぽさを感じさせないデザインに、高度・温度・方位計測機能を持つ格安な中華 腕時計EZONアウトドアウォッチH001H11をレポートします。
山行で必ず身につけていた腕時計は15年ぐらい前に買ったCASIO ProTrek Lay。しかし電池の消耗が早くなり、頻繁な電池交換が億劫になってきたところ。
EZONを見かけたのはAmazon内をブラウジングしているときで、割引クーポンを適用すると5,000円ちょっとで買える価格とあって迷わずカートに入れてました。(2019.3月時点)
このジャンルではLAD WEATHERが有名ですが、品質や質感の向上と共に価格も年々上がってしまい、かつてほどの割安感は薄らいでしまったように感じていました。
Contents
EZONとは
Fujian Ezon information technology は中国福州市に拠点を置くスポーツウォッチメーカーのようで、わたしが購入したH001H11の他にもランニングウォッチやアプリをリリースしています。そして日本語と英語に対応したコーポレートHPを開設していました。
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EZON H001H11のSPEC
・高度計:精度1m/3ft 500m~9,000m 高度グラフ機能
・気圧計:精度1hPa 300hPa~1100hPa
・デジタルコンパス:赤緯調整機能
・世界時計:48都市対応
・日の出/日没時間表示/温度計
・アラーム/カウントダウンタイマー/ストップウォッチ
パッケージ
格安品ながら立派な化粧箱に入っていました。高級感は無いものの、段ボールではなく厚紙を貼りあわせて丁寧に仕上げてあり、社名や連絡先や住所まで記載したシールが貼られています。
中華品質といえば「どこで作られたかも分からない」というものが多いなか、真面目なモノづくりをしている企業姿勢が伺えて好感が持てます。
残念なのはマニュアルが英語版のみということ。簡単な機能なら英語でも理解できますが、細かい設定になると日本語マニュアルが欲しくなります。
…ということで、マニュアルの日本語化を試みてみました。この記事の最後にリンクがあります。皆さんのご参考になればと思います。
デザイン
個性的なデザインではなく大人しい控えめな印象のデザイン、高機能をアピールするような子供っぽさもなく、見た目では格安の中華時計とは思われないのでは?
外観
5つのボタンが時計の外周に配置され、ベゼルには方位の刻印があり回転します。余計な色は使わず、文字盤外周に白文字があるのみで他は黒一色です。
大きなボタンは押しやすいものの誤操作が気になりましたが、ロック機能があり誤操作の心配はほぼなかったです。
液晶
液晶は通常の薄い色に黒く大きな文字で大変見やすいです。コントラスト調整も可能です。
外見のデザインはSUNTOに似ているかもしれませんが、反転液晶では無いのでSUNTOユーザーの方にはすぐ気づかれるでしょう。
機能
高度計、コンパス、バロメーター(気圧・気圧グラフ・天候・気温)の3つがワンタッチで表示されます。これは本当に使いやすいです。
高度計
わたしのProtrekは5m単位ですが、EZONでは1m単位で表示されます。
しかし、一番感心したのは、使いはじめに高度を合わせるキャリブレーションが大変に分かりやすく使いやすかったことです。
キャリブレーションは、登山口など標高が分かる場所に立って高度を登録する方法に加えて、気象庁発表の海面気圧値を登録するだけでほぼ正確に近い高度が計測できました。
テストで高尾山に持ち込みましたが誤差は約6m、天気が崩れかけていたことを考慮すれば不満は全くありません。本体裏蓋にはスイス製高度センサーを使用しているとの刻印があります。
コンパス
まだ本格的にコンパスとして使用してはいませんが、細かな調整ができます。
時計をゆっくりと回転させるキャリブレーションに加えて、地磁気による方位偏角の修正値が登録もできます。安くても手抜きが全く見られません。
バロメーター
気圧グラフ、天候状況のアイコンがとても見やすいです。
なお、高度計・コンパス・バロメーターいずれのモードでも時刻は必ず表示されているのが地味ですが便利です。
時刻表示
日付・曜日・時間・分・秒が同時に表示される他に、液晶外周に秒針が表示されていることにわたしは高級感を感じます。
お気に入りのポイントは、ボタン操作すると通常は秒が表示される場所に日の出と日没時刻が簡単に表示できること。また、5秒間表示した後で通常の秒表示に勝手に戻るため、何度もボタン操作しなくて良いことです。
その他
わたしは仕事の時もこの時計を身につけていますが、手首を返したときなどにボタンを押してしまうことが時々ありました。日常でドアを掴んで開くときに起きやすいように感じます。
しかしボタンのロック機能があるので、こうした誤操作を防ぐことができています。ボタンをロックできるのは時計表示の時だけで、高度計モードではロックできないのですが、登山中の誤操作はまだ無く、この仕様がある意味正解なのかなと思っています。
まとめ
EZON H001H11の良いところ
EZON H001H11の残念なところ
マニュアルの日本語化をしてみました。
格安 中華 アウトドアウォッチ EZON H001H11 取扱説明書 日本語化対応はこちらから
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